マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

障害のない人生などは

 人は、生きていく上で、必ず“障害物”にぶつかります。
 障害のない人生などは、ありえません。

 ――だからこそ、人生は素晴らしいのだ。

 と、老練の先達たちはおっしゃりますが――

 そこまでの達観は――
 僕にはできません。

 障害があるからこそ人生を楽しめる――
 とは露も思いませんが――

 障害があるからこそ人生は色を帯びる――
 とは思います。

 生きていく上での“障害物”となる事象に、どのようにして向き合うのか――

 それを乗り越えようとするのか、あえて乗り越えないのか――
 ただ見つめるだけなのか、見て見ぬふりを決め込むのか――
 そうした態度の一つひとつから、その人の生き方の個性が滲み出るでしょう。