マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

人の死を悼むということは

 人が亡くなると――
 まずは、その人と自分との関係を見つめなおします。

 そのうちに――
 その人と自分との関係から辿っていって、やがて自分自身のことに思いが至ります。

 そうやって――
 いつか死にゆく我が身を思い知るのです。

 人の死を悼むということは――
 自分自身に死の覚悟を迫るということでもあります。