マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

バベルの塔なんか作らなければ

 そのうちに読もうと思って――
 長いこと放っておいた学術系の雑誌を――

 きょう――
 何気なく手に取ってパラパラとページをめくっていたら――

(あ、面白い)
 と思える記事が見つかって――

 一気に最後まで読んでしまいました。

 もちろん、日本語の雑誌ですよ。

 英語の雑誌だったら――
 こうはいきません。

 英語の雑誌だったら――
 そもそも「何気なく手に取る」ということをしません。
 かなり気合を入れて手に取る――(苦笑

 その後で、「一気に最後まで読む」ということも、できません。
 英和辞書を引きながら、休み休みに読む――(苦笑

 いや~。

 言葉の壁というのは――
 本当に、どうしようもなく厄介ですな。

 改めて思います。

(昔の人たちがバベルの塔なんか作らなければ、こんなことにはならなかったのに……)
 と――

 ……

 ……

 もちろん――
 より厳密には、

 ――「天まで届く塔(バベルの塔)を太古の人類が作ろうとし、その罰として、神が人類の言葉を分割した」という物語が、今日まで脈々と伝え続けられきた意味が、よくわかる。

 ということです(笑