マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

想定外のことに想定外のことが重なって、結局は……

 人のやることは、なかなか思惑どおりにはいかないものです。

 しばしば想定外のことが起こる――

 たんに想定外のことが起こって物事が巧く進まないのなら――
 まだ、わかるのですが――

 ときどき――
 想定外のことに想定外のことが重なって――
 結局は想定内に収まってしまう――
 ということがあります。

 そういうときは――
 人の知性の面目は丸つぶれですね。

(何かを想定する意味など、あるのかな?)
 と悩んでしまいます。

 それでも――
 人は想定せざるをえないのですよね。

 何事も想定せずに、

 ――出たとこ勝負!

 というのでは、あまりにも危険が多すぎるので――

 あまり当てにはならない「人の知性」を――
 それでも、人は信じるしかないのです。