マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

喩え話

 喩え話は――
 その話の具体的細目には一切ふれずに、その話の本質だけを説明しようとするものです

 ですから――
 いってみれば、横着者が好む説明の仕方といえますが――

 巧みな比喩は人の心を瞬時にとらえるので――
 どうしても、

 ――ここぞ!

 という説明の場面で――
 様々な喩え話が持ち出されるのです。

 が、そうした話は――
 その話の具体的細目が完全に無視されているので――
 話を聞くほうとしては、騙されたような、茶化されたような、バカにされたような感覚を抱きやすいのが難点といえましょう。

 難しい話を難しく聞きたい人――生来、横着が大嫌いな人――にとっては――
 まさに聞くに堪えない話となります。

 僕は、喩え話が――
 大好きなのですがね~(笑