マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

「我が身」に「旅」をさせる

 他人のエゴは、よく見えるけれども――
 自分のエゴは、なかなか見えないものです。

 人は、どうしても、

 ――我が身、可愛さ

 なのですね。

 最後は自分自身のことを考え――
 自分自身のために動きます。

 一方で、

 ――可愛い子には旅をさせよ。

 ともいいますね。

 同じ理屈で、「我が身」が可愛いのなら「旅」をさせたほうがよいのでしょうが――
 では、

 ――「我が身」に「旅」をさせる。

 とは、どういうことでしょうか。

 ここでいう「旅」とは、「世の中のツラさ・厳しさを経験すること」です。

 ということは――

 ――他人のエゴと積極的に向き合え。

 あるいは、

 ――周りの人たちのエゴに囲まれてみろ。

 ということでしょうかね。