――基本と応用
などと、よくいいますが――
実際には、
――基本しかないのだ。
と――
最近、感じ始めています。
「応用」というのは――
結局は、
――基本を応用する。
ということです。
よって現実の問題に対応するときに――
まずは、つねに基本に徹そうとし――
それでも対応できないときには、基本をちょっと逸脱してみる――
その効果的な逸脱の仕方は――
基本の神髄がわかっていなければ、絶対に実践できないことです。
基本の神髄を踏まえずに基本を逸脱することは、基本を投げ出すことに等しい――
基本を投げ出すことは、応用ではありません。