マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

結局は基本しかない

 ――基本と応用

 などと、よくいいますが――
 実際には、

 ――基本しかないのだ。

 と――
 最近、感じ始めています。

「応用」というのは――
 結局は、

 ――基本を応用する。

 ということです。

 よって現実の問題に対応するときに――
 まずは、つねに基本に徹そうとし――
 それでも対応できないときには、基本をちょっと逸脱してみる――

 その効果的な逸脱の仕方は――
 基本の神髄がわかっていなければ、絶対に実践できないことです。

 基本の神髄を踏まえずに基本を逸脱することは、基本を投げ出すことに等しい――

 基本を投げ出すことは、応用ではありません。