人生が半ばを過ぎたなら――
迷っているのは、もったいないですね。
決断に決断を重ねて生きていくのがいい――
が――
実際には、そうもいかないことが多いのです。
迷いに迷って生きている――
何も決断できずに生きている――
なぜ人は迷うのでしょうか。
それは、
――今よりも後のことを考えて生きるから――
です。
今のことだけを考えて生きるならば――
迷うことはない――
――えいや!
で何でも決断できる――
たとえ、その決断が裏目に出たとしても――
後悔することはないはずです。
――あの時は、たしかに「こうだ!」と思ったわけだから――
と――
さらに悪いことは――
今よりも前のことを考えて生きることです。
もし、そんなふうに生きていたら――
迷いに迷って――
何も決断できないでしょう。
おそらくは、しだいに生きる希望も失うことになる――
人生が半ばを過ぎたなら――
今だけを考えて生きるのがよいのです。