歌詞というものは――
読むのと聴くのとでは――
大違いなのですね。
読んでいて今一つピンとこない歌詞であっても――
それが旋律や伴奏にのせられているのを聴いていたら、
(すごく、いい)
と感じられることが――
度々あります。
当たり前といえば、当たり前ですが――
その当たり前のことをいつも実感し続けておくということが――
たぶん大切なのだろうと思います。
つまりは――
どんな歌詞も、
――読んではいけない。
ということです。
――読むのではなくて、聴かなくてはいけない。
と――
忙しいとき、
(そういえば、あの曲の歌詞は、何だっけ?)
と思ったら――
すぐに歌詞カードの類いを開いてしまうのですが――
それでは、ちゃんと調べたことにはならないのですね、おそらくは――