マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

雨降りが楽しくなくなったのは、いつからか

 雨の中を歩くのが――
 こんなにも苦痛になったのは――

(いつからだろう?)
 と思っています。

 昨夜は――
 雨の中を、(迷った末にタクシーを使わず)歩いて帰宅したのですが――

 けっこうな土砂降りでして――

 カバンは濡れるわ、ズボンは汚れるわ、大変でした――
 十分に大きな傘をさしているのに――

 
(憂鬱だ~)
 と思って――
 塞ぎ込んでおりましたが――

 その時――
 不思議に思ったのは――

(子供の時は、ここまで雨降りが嫌だったわけではないよな~)
 ということです。

 むしろ、雨が降っていると、
(楽しい~)
 と思っていたような――

 小学生の頃――
 わざわざ雨足が強くなってから学校を出て――
 ものすごい集中豪雨の中を家まで走って帰って、
「あ~、面白かった!」
 といったら――

 親に怒られました(苦笑

 当然ですね。

 当時の僕は、雨降りという“非日常”が楽しくて仕方がなかったわけですが――
 今の僕には、それは全然わかりませんもの……。

(いつから、わからなくなったのか)

 その答えを――
 なかなか出せないでいます。