人は、なにかと比べたがりますね。
自分と他人とを比べ――
他人と他人とを比べ――
今の自分と過去の自分とを比べ――
比べてばかりいると――
最初は楽しくて、飽きがこないかもしれませんが――
そのうちに飽きがきて――
やがて辟易としてきます。
ホント嫌なものですよ――なにかと比べたがる性癖は――
……
……
人は、なぜ比べたがるのか――
……
……
たぶん、
――似ているものをみるから――
ですね。
似ているものをみるから――
つい比べたくなる――
ぜんぜん似ていないものをみるのなら――
比べようという気には、なかなかならないものです。
……
……
――似ている。
というのは、
――共通点が多く、相違点が少ない。
ということです。
よって――
もし、なにかと比べたがる性癖を改めようと思ったら――
共通点ではなく、相違点のほうに意識を向ければよいのですね。
自分と他人との相違点――
他人と他人との相違点――
今の自分と過去の自分との相違点――
そうすれば――
少なくとも主観的には、相違点のほうが多く、大きく、強く感じられ、共通点のほうが少な、小さく、弱くく感じられる――つまり、似ているとは感じられなくなる――
よって――
比べたがる性癖も少しは緩和させられうるに違いない――
そう思います。
……
……
でも――
無理かな(苦笑