マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

今も外見が20歳のつもりでいるから困る

 きょう――
 ある公共の場で――
 たぶん勝手がわからなかったのでしょうね――ひどくオロオロしている20歳前後の男性がいて――

(大学生くらいかな)
 と思ってみていたのですが――

 実は――

 その公共の場には――
 今年で44歳になる僕も、そんなに慣れているわけではなくて――

 とくに、ふだんと勝手の違うことをしなければならないようなときには――
 たぶん、その彼と同じように、

 ――ひどくオロオロ

 していると思うのです。

(そんな時は僕も、あの彼と同じようにみえるんだろうな)
 と思って――

 うっかり――
 失笑しました。

 ……

 ……

 そんなわけはないのですよね。

 たしかに――
 内面は、あの青年と同じように「ひどくオロオロ」であったとしても――
 外見は、紛れもなく四十路の中年なのですから――(笑

 ……

 ……

 自分の外見は、毎日、鏡でみていて――
 よくわかっているはずですが――

 20歳前後のときとと比べても、そんなに変わっていないように錯覚してしまうことが――
 たびたびあります。

 先日、ネットで――
 いわゆる恋愛アドバイザーの女性が、

 ――最近の30~40代の女性は、今も外見が20歳のつもりでいるから困る。

 といった論調のエッセイを書いていましたが――

 僕も、ひと事ではありませんでした(苦笑