マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

映像がツボだったから

 邦画のアクション物をみました。
 DVD化されている作品です。

 10年前の僕なら、鼻で笑っていました。
(展開に無理がある)
 とか、
(設定が幼稚だ)
 とかいって――

 今は、笑いません。

 いえ――
 たしかに、ストーリー展開は不自然ですし、キャラクター設定も現実味に欠けます。

 が――
 映画というものは、第一に映像をみせるものだと、今は思っておりますから――
 いいんです。

 映像がツボだったから、いいんです。

(そうそう、こういう絵をみたかったんだよね)
 という感じ――

 好きなタレントさんが主演していたのですよ。

(演技が素晴らしい!)
 とはいいませんが――(笑

 相変わらず素晴らしい御容貌および御姿体をお持ちで――(笑

 そういう気持ちで、あらためてストーリー展開やキャラクター設定を見直してみると、
(なんだ。けっこう緻密に計算されてるじゃん)
 などと思えてくるから不思議です。