マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

高級ホテルも悪くない

 週末は東京におりました。
 仕事です。

 その仕事の都合のために――
 今回は、都心の高級ホテルを利用することになったのですが――
 まったく期待をしないでいきました。

 といいますのは、そういう高級ホテルは――
 たしかに立地とか調度とかは抜群だけれども――
 もてなしの仕方は通り一遍であったりするような感じがありませんか――完全に偏見ですけれど――(笑

 実際、そのような観点から高級ホテルの悪口をいっている人は、決して少なくありません。

(たぶん、きめ細かな配慮なんかしなくても、客足が途絶えたりしないからだろう)
 などと、僕などは勝手に納得しておりました。

 だから、ぜんぜん期待をしないでいったのですね。

 ところが――
 そんなことはなかったのですよ。

 従業員の皆さんには、どの方にも愛嬌がありましてね――
 しかも、わざとらしくない愛嬌が――

 高級ホテルですから、もっとツンとしているものかと思っておりましたのに――(笑
 意外でした。

 皆さん、自分の仕事を楽しんでやっているのでしょうね。

 もっとも、それは僕が、ぜんぜん期待をしないでいったから、そう感じられただけなのかもしれません。
 もし、ものすごく期待をしていたら、今頃は、

 ――すっごく失望した!

 と息巻いていたかも――(笑

 たまには高級ホテルも悪くないのですね。
 ただし、散財の覚悟は必要ですが――(苦笑