くっだらない、どうでもいい話を、すっごく硬い文体で――
キッチリとした論説文にしてみたくなることがあります。
例えば、
――河童がアトピー性皮膚炎になったら、どうなるか。
とか――
その逆は、いいんですよ。
わりと、しょっちゅう書く機会があるので――
「その逆」というのは、
――重要で、大切な話を、柔らかい文体で――
ということです。
例えば、
――子供がアトピー性皮膚炎になったら、どうするか。
とか――
……
……
ちょっと今、後悔しています。
「河童」はおろか「子供がアトピー性皮膚炎になったら、どうするか」も、結構、書くのは大変です。
いや、「河童」のほうが楽かも――(笑
たぶん、頭の皿に、何か異変が起こるでしょうね。
割れやすくなるとか――(笑
すみません。
テキトーに書いています。
*
やはり、論説文は内容が肝心ですよね。
多少、書き方がマズくても、内容が斬新なら、頑張って読み進めていこうか、という気になるものです。
今、ヨーロッパの理論化学者が書いた翻訳物の科学書を読んでいるのですが――
その翻訳文は決して読みやすくはないのです。
原語を引きずった表現が目立つし、術語の訳し方は統一されていないし――
でも――
内容が斬新なので、頑張って読んでいますよ。