マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

サマータイムのこと

 朝が早くなっていますね。
 日の出の時刻が早くなっているということです。
 今朝の宮城県は、朝5時には、すっかり明るくなっていました。

 朝が早いと、何だか得をした気分です。
 他の季節より、お日様の光をたくさん浴びられる、ということです。

 サマータイムの発想は、そこからきているのでしょうね。

 が――
 僕はサマータイムが、どうにも好きになれません。

 サマータイム制は時計の針を早めたり遅らせたりするのですよね。

 あれがイヤなのです。

 時刻の人工性を意識に刻み込まれるのがイヤなのですね。
 時刻は自然の賜物であってほしいのですよ。
 もっとも、実際には人工物なのですがね(笑

 そのことは、サマータイム制が定着している欧米社会が雄弁に物語っています。

 僕にいわせれば、

 ――不自然きわまりない。

 のですが――

 とはいえ――
 いわゆる省エネの観点からいっても、サマータイム制は安易に否定されるべきではありません。

 やはり、お日様と同時に日々の活動を開始するのは、人間としては、自然なことです。

 時計の針を早めたり遅らせたりしないサマータイム制というのでは、ダメなのですかね。

 例えば、今、北海道で試みに実施されているサマータイム制は、時計の針をいじらないサマータイムだと聞いております。
 企業・官庁などの始業時間や終業時間が、ずれるだけだそうです。

 それで十分なのでは?

 時計の針をいじらないのであれば、少なくとも僕には、違和感が少ないですね。