買い物には2種類があって――
――あ! あれが欲しい。
とか、
――そうだ! あれを買わなきゃ。
とかいうように――
明確に狙いを定めて出かける買い物と――
――う~む、何か欲しいかも。
とか、
――何となく買ってしまいたい。
とかいうように――
漠然とした欲求を満たしにいく買い物との2種類です。
たぶん――
狙いを定めていく買い物が、狭い意味での「買い物」で――
漠然と欲していく買い物が、いわゆる「ショッピング」です。
――趣味はショッピング
と公言する女性は、決して少なくありませんが――
おそらく、その水面下にあるものは「漠然とした欲求」だと感じます。
あ――
別に、それが悪いといっているのではありませんよ(笑
漠然とした欲求を満たしにいく買い物が悪で、明確に狙いを定めていく買い物が善である、などと主張するつもりは、毛頭ありません。
単に、買い物には2種類があって――
いわゆる「ショッピング」のほうが女性に好まれているのだろう――
という話です。
男性の中にも「ショッピング」を好む人はいるのでしょうか。
その辺、どうなのでしょう?
少なくとも僕の身近ではみかけませんね、そういう男性は――
僕個人の話をすれば――
僕は、まったくダメです。
一人での「ショッピング」は、ありえません。
それをするくらいなら、喫茶店などで、ふだんならゼッタイに読まないような難解な本を、嫌々ながらも読んでいます。
ただし――
「ショッピング」を好む女性にくっ付いていくのは、そんなに嫌いではないのですね。
少なくとも今のところは、そうですね(笑