人は、物事を、常に自分の価値観で判断するのがよいでしょう。
他人の価値観で判断をすることは、多少はできるにしても、かなり不完全な判断になることでしょう。
だから――
どんな場合であっても――
自分で判断をする場合には、自分の価値観を信じるしかなく――
他人に判断を任せる場合には、他人の価値観を尊ぶしかありません。
つまり――
判断をするなら、自分の価値観を取り――
判断をしないなら、自分の価値観を捨て――
この組み合わせを絶対に取り違えないことが――
皆で幸せに生きて行くための必要条件だろうと思います。
――そんなの当たり前だ。
と、お思いの向きは多いのかもしれませんが――
実際には、そんなに少なくないように思います――
自分で判断をしなければならないのに、自分の価値観を信じられず――
他人に判断を任せなければならないのに、自分の価値観を尊んだり――