マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

夏の夜空に花火の音が轟くと

 夏の夜空に花火の音が轟くと、
(戦争のときの空襲って、こんなんだったのかなあ)
 と空想することがあります。

 それなりに自然な連想でしょう。

  夏 = 戦争

 の図式が、この国ではできあがっていますからね(笑

 終戦記念日の影響です。

 もちろん、それだけが理由ではなく――
 花火の音というのは、それとわからずにきくと、意外に恐ろしく感じられるのです。

 反対に――
 TVなどで触れる実際の銃声や爆音が、まるで子供のオモチャの音みたいにきこえる、ということもあります。

 そういった要因が幾つか重なって――
 花火の音が空恐ろしく感じられたのでしょう。

     *

 今夜の仙台は花火大会でした。

 僕は帰宅後、自宅で洗濯をしながら、その音だけをきいておりました。