夏の夜空に花火の音が轟くと、
(戦争のときの空襲って、こんなんだったのかなあ)
と空想することがあります。
それなりに自然な連想でしょう。
夏 = 戦争
の図式が、この国ではできあがっていますからね(笑
終戦記念日の影響です。
もちろん、それだけが理由ではなく――
花火の音というのは、それとわからずにきくと、意外に恐ろしく感じられるのです。
反対に――
TVなどで触れる実際の銃声や爆音が、まるで子供のオモチャの音みたいにきこえる、ということもあります。
そういった要因が幾つか重なって――
花火の音が空恐ろしく感じられたのでしょう。
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今夜の仙台は花火大会でした。
僕は帰宅後、自宅で洗濯をしながら、その音だけをきいておりました。