マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

僕が政治を書くときは

『道草日記』で政治の話を扱うと――
 たいてい、

 ――面白くないぞ。

 というレスポンスが――
 方々から返ってくるのですが――(笑

 たしかに、その通りだろうと思います。
 政治の話を、あまり面白く書こうとは、思っておりません。

 僕が政治を書くときは――
 ただの有権者の視点で書いております。

 評論屋とか小説書きとかの視点ではありません。

 なぜかといえば――
 僕は、政治その物には、それほど関心がないからです。

 もしあれば、僕の性格からいって、今頃、間違いなく当事者――つまり、政治家――になっているでしょう。
 一人前の政治家になっているかどうかは別にして――(苦笑

 僕が政治を書こうと思うのは――
 基本的には、戦争への強い関心のためです。

 太平洋戦争(大東亜戦争)への強い関心です。

 ――なぜ、日本人は、あんなバカげた戦争を始めてしまったのか。

 という疑問です。

 戦争は、政治が破綻したときに起こります。
 内政が破綻すれば国内紛争やテロ事件が起き、外交が破綻すれば国家間戦争が起こります。

 2度と無謀な戦争を起こさないために、僕ら有権者は何をするべきか――
 それが、政治に向かう僕の唯一の動機なのです。

 ですから――
 例えば、僕が誰か特定の国会議員を批判しているときには――
 その根底に、
(この人の思う通りにやらせると、また太平洋戦争みたいなことになる)
 という危惧が渦巻いています。

 つまり――
 僕が政治家を攻撃するときは、僕自身の安全や僕の後に続くかもしれない子孫たちの安全を念頭に置いています。