付き合っていた異性と円満に別れた人ほど、別れた相手のことを語ろうとはしないように思うのです。
逆に、激烈なケンカ別れをした人ほど、語ろうとする――
理由として考えられるのは、
――円満に別れられたということは、自分の中で2人の関係のことをきちんと整理・整頓し終えたということだから――
というものです。
つまり、
――激烈なケンカ別れは、散らかし放題のままで放ってある。
ということですね。
したがって――
激烈なケンカ別れをした人ほど、別れた相手のことを語りたがるのだとすれば――
それは、語ることで後始末をつけているのです。
散らかし放題のままで放ってあるものを、一つひとつ丁寧に片付けている――
だから――
僕は、誰か友人・知人が別れた人の話を語り始めたときには、できるだけ丁寧に聞いてあげようと思うのです。
なかなか巧くは聞けませんがね(笑