マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

機械イジりが好きではない

 機械イジりが好きではありません。
 例えば、電化製品を分解したりするのは億劫です。

 好きでないというだけで――
 まるっきり苦手というわけでもないようです。

 父は機械イジりが好きな人でした。
 ときどき電化製品を分解したりしていました。

 機械イジりに限らず、細かい手作業が好きだったようです。

 その血を受け継いでいるので――
 僕も細かい手作業が嫌いではありません。

 いったん集中したら、何時間でもやっているようなところがあります。

 が、別に機械をイジりたいとは思わないのですよね。

 細かい手作業は嫌いではないけれど――
 機械をイジるのは、何となくためらわれる――

 その理由は――
 機械イジりは、幼いときからの体験や慣れが物をいうと思うからです。

 僕は、小・中学生の頃には、まったくといってよいほど、機械イジりをしませんでした。
 学校の図工や技術科の授業くらいです。
 機械イジりの面白さも大切さも、ほとんど理解しなかった――

 そして――
 その面白さや大切さに気づいた時には――
 二十歳を越えていました。

 もう、アウトです。

 今から取り戻す気力はありません(笑

 経験の乏しいことに手を出すよりも――
 機械イジりに幼いときから取り組んでいて、経験が豊富な人たちに任せるのが一番ですよ。

 ……

 ……

 ――なんて考えていたら――
 きょう、手持ちのノート・パソコンにトラブルが発生しました。

 どうも器械レベルのトラブルに感じられたので――
 埃(ほこり)のかぶった工具を引っ張り出してきて、ドライバーでネジを外し、中を覗いてみたのですが――
 どうやら器械レベルのトラブルではなかったらしく――
 そのまま元に戻しました。

 その後、症状をキーワードに、ネットで検索をし――
 トラブルの原因をつかんで、どうにか対処しましたよ。

 しかし――
 ノート・パソコンの中を覗いたときには緊張しました。

(変なところをイジったら壊れるぞ~)
 みたいに――

 でも――
 埃が気になったので、軽く掃除をしましたけど――たくさん入り込んでいました(笑