マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

安定した人間関係には

 安定した人間関係には、笑いが不可欠だろうと思うのです。

 一緒に話をしていて、ときには互いに笑い合う――
 そういう笑いが、付き合いの過程のどこかに含まれていないと――
 いかなる人間関係も安定はしないと思います。

 注意すべきは――
 この笑いが人為的であっては意味がない――
 ということです。

 どちらかが、どちらかを一生懸命に笑わせようと思って笑わせている場合には――
 その人間関係は、さして安定はしないでしょう。

 どちらからともなく笑い出す――
 相手が笑えば、自然に自分も笑いたくなる――
 そういう事象が膠(にかわ)となって、人間関係はしなやかなものになっていきます。

 そんな笑いの絶えない人たち同士をさして、

 ――相性が良い。

 というのでしょうね。