マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

「セクシー」は簡単なものではない

 マスコミなどで、

 ――セクシーな装い

 などといいますと――
 一般には、肌の露出が目立つ服装のことであったりするわけですが――

 それはウソでしょう。

「セクシー」は、そんな簡単なものではない――
 少なくとも、男のスケベ心にとっては――(笑

 男にとって――
 女性の肌の露出の面積は、それほど重要ではありません。

 素肌が目立てば目立つほどにセクシーになるということはありません。

 とくに――
 その女性が、心身ともに十分に成熟しており、立ち居振る舞いなどが十分に洗練されていたら――
 肌の露出は、かえって「セクシー」を軽減させたりします。

 何となく罠をはられている気がしてくるのですよ。

 ――さあ、いらっしゃ~い。

 みたいに――

 そういう気配を少しでも察知したならば――
 男のスケベ心というものは、簡単に萎えてしまうものです。

 が、これを理解していない女性が意外に多い――
 とりわけ、心身ともに十分に成熟していて、立ち居振る舞いなども十分に洗練されている女性に、なぜか多いように感じます。

 なぜなのか。

 ……

 ……

 きょう、その理由に気づきました。

 電車に乗っていて気づきました。

 ……

 ……

 え?

 その理由は何かって?

 ……

 ……

 それは、いえませんよ。

 だって――
 それは、改めて述べるには、あまりにも野暮であるからです。

 まあ、男になら、いってもいいのかな。

 でも――
 女性には、いいたくない――(苦笑