世の中には――
仕事を楽しむ人と、そうでない人とがいます。
仕事を楽しむ人は、いわゆる、
――仕事人間
のレッテルを貼られることが多く――
また、家庭をかえりみなかったり、休日の過ごし方が淡白だったりして、プライベートの受けはよくないのですが――
概して、自分の生き甲斐のなんたるかをよくわかっています。
逆に、仕事を楽しまない人は、
――趣味に生きている。
のレッテルを貼られることが多く――
勤務態度が不真面目にみえたり、職場で文句をいったりして、職場の受けはよくないのですが――
概して、自分の人生に彩りをもたらす努力に前向きです。
困るのは、そのどちらでもない人でしょう。
仕事を楽しんでいたかと思えば、急にやめてみたり――
カネのためと割り切っていたかと思えば、急に無気力になったり――
つまり、何となく仕事をやっている人ですね。
そういう人は、自分の生き甲斐のなんたるかがよくわかっていないし、自分の人生に彩りをもたらす努力もしようとしない――
結局は、何となく生きてしまっている――
ですから――
よりよく生きようと思ったら――
やっぱり仕事が大切なのです。
仕事を楽しむのか楽しまないのかにかかわらず――
いかに仕事と向き合うかが、大切なのです。