マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

見かけ上の外界の変化が、実は

 20代の頃によく入っていた系列のファミリーレストランに久しぶりに入ったら――
 懐かしさと同時に、奇妙な居心地の悪さを感じました。

 周囲に、自分と同年代かそれ以上の年代の人たちを見かけなかったからです。

 もちろん、少しはいたのだと思いますが――
 あまり目立たなかった――

 だから、居心地が悪くなったのですね。

 昔は、あきらかに居心地がよかったのに……。

 こうやって、人は自分の年齢を意識していくのでしょうか。

「こうやって」というのは、

 ――見かけ上の外界の変化が、実は内界の変化であると気づくような形で――

 ということです。

 この場合の「内界」とは、簡単にいえば、自分の心象ですね。