いいたいことをいわないでいると――
だんだん心が捻じれていくような気がしています。
「心が捻じれる」とは――
わけもなく気分が落ち込んでしまったり、一切やる気が出なくなったり、すぐにイライラしてしまったり、些細なことでカッとなってしまったり――
だから――
いいたいことをいわないでいるのは、よくないのでしょう。
心が捻じれる前に、いいたいことは溜め込まないようにする――
できるだけ、口に出してしまったほうがいい――
もちろん――
思いつくままに口に出してしまったら、トラブルのもとです。
何かをいいたくなったら、すぐにいってしまうのではなく――
一呼吸をおくようにする――
とりあえず一度は、ぐっとこらえてみる――
その「一呼吸」の長さは一様ではなくて――
人によって様々でしょう。
数秒で足りる人もいれば、数分や数時間で足りる人もいる――
場合によっては、数日間ないし数週間は必要な人もいる――
その期間は、心が捻じれるスピードと関係があるように思います。
つまり――
すぐに心が捻じれる人は、短い「一呼吸」でよいけれど、なかなか捻じれない人は、長い「一呼吸」がよいと思うのです。