マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

心の底から挑戦をしたいと思うのなら

 ――30歳を過ぎてから新しい仕事に挑戦をして失敗をする。

 ということについて――

 きのうの『道草日記』で述べました。

 

 本当に挑戦をしたいのなら――

 失敗のことなどは考えずに――

 どんどん挑戦をすればよいと思うのです。

 

 本当に――

 心の底から挑戦をしたいと思うのなら――

 

 ……

 

 ……

 

 実は――

 あまり挑戦をしたいとは思っていないのだけれども――

 世間体や虚栄心を考えて、

 ――挑戦をしてみよう。

 と思い、何となく挑戦をしようとするのだけれども、

 ――やはり失敗をするのは嫌だから、やめておこう。

 というのが――

 一番おかしな考えです。

 

 ちょっと捻じれている――

 

 あるいは――

 誤解を恐れずにいえば――

 

 それは、

 ――卑怯な考え

 といってよいでしょう。

 

 ――挑戦をするかどうか。

 と、

 ――失敗を恐れるかどうか

 とは――

 その失敗が、

 ――再起可能の失敗

 である限り――つまり、

 ――失われる人命の数の期待値が 1 未満の失敗

 である限り――

 基本的には、互いに関係がないことなのです。

 

 ――挑戦をするかどうか

 は、純粋に、

 ――挑戦をしたいかどうか

 で決めるのがよい――

 

 ただし――

 

 世の中には――

 稀に、

 ――再起不能の失敗

 が潜んでいます。

 

 ――失われる人命の数の期待値が 1 以上の失敗

 です。

 

 このような失敗に至りうる挑戦については――

 やはり、慎重に検討を重ねるのがよいでしょう。

 

 どういうことか――

 

 きのうの『道草日記』での、

 ――30歳を過ぎてから新しい仕事に挑戦をする。

 ということについて、いえば――

 

 心の底から挑戦をしたいと思うのなら、どんな仕事も気楽に挑戦をしたらよいのですが――

 例えば、

 ――激戦地の最前線で戦う傭兵

 のような仕事については――

 慎重に検討を重ねるのがよい――

 ということです。