マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

「世界」も「私」も

 ――世界

 の中に、

 ――私

 がいて――
 その「私」が「世界」について――自分のいる「世界」について――考えたり、感じたりしている――

 そういう構図が基本にあって――

 では、

 ――「世界」が先か「私」が先か。

 という話になったときに――
 人は、大きく2つの道に分かれるのだと思います。

「世界」を見究めようと思うのか――
「私」と向き合おうと思うのか――

「世界」が「私」を生んでいます。
「私」というヒト――「ヒト」という生物種――あらゆる生物種に共通の祖先は、おそらくは宇宙に浮かぶ青い惑星という「世界」のどこかで生まれたものです。

 一方、そんな「世界」を認識し、理解し、実感しているのは、「私」の心です。

「世界」も「私」も、視点を変えれば、どちらも森羅万象の出発点となりうるのです。