マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

「13日の金曜日」は2週間前に

 きのうは、いわゆる「13日の金曜日」でしたね。

 ――1日(ついたち)が日曜日だと、13日は金曜日になる。

 という話をきき、
(なるほど……)
 と思いました。

 カレンダーをみれば明らかなことですが――
 そんなふうに考えたことがなかったので、新鮮だったのですね。

 いわゆる「13日の金曜日」は、英語圏などで不吉とされている日です。

 キリスト教では、金曜日が不吉な曜日であり、13もまた不吉な数字であることから――
 双方の合わさる「13日の金曜日」が古くから忌まれてきたと考えられているのだとか――

 僕は、英語圏で暮らしたことがなく、また、キリスト教にもなじみがないせいか――
 そんなに「13日の金曜日」を忌み嫌ってはいないのですが――
 それでも、
(なんかイヤなことでも起こるのかな~)
 などと心配したりすることはあります。

 この心配は、たぶん「13日の金曜日」の当日に始まるのではなく、「13日の金曜日」を意識した日に始まるでしょう。
 つまり、「1日が日曜日だと、13日は金曜日になる」ということを強く意識している人は、「1日の日曜日」に心配をし始めるのです。

「1日の日曜日」を意識すれば、「月末の土曜日」を意識せざるをえませんね――「31日の土曜日」とか「30日の土曜日」とか――

 今まで、気にも留めていなかったけれど……(笑

 いわゆる「13日の金曜日」は――
 実は、その2週間前から始まっているといえそうです。