マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

男としての罪悪感で胸がいっぱいに

 宿泊先のホテルをチェック・アウトするときに、フロントに大きな荷物を預けていて――
 お昼すぎに取りに戻ることを伝えてあったのです。

 で――
 予定通り、お昼すぎに取りに戻ったのですが――
 そのときに対応されたのが細身の女性のスタッフさんで、
「ただ今お持ちします。ちょっとお待ちください」
 とロビーのソファを案内されたのです。

 僕の荷物は、かなり大きくて重かったので、
(たぶん男性のスタッフさんが持ってくるのだろう)
 と思って――
 ソファにドッカリ腰かけてお待ちしていたのですが――

 数分後に現れたのは――
 その細身の女性のスタッフさんで――

(ええ~!)
 と思いました。

 大きくて重たい荷物をどうにかしてお持ちになって、少しよろめきながら――
 こちらにやってこられるのですよ。

(そういうことなら、ソファに座って待ってたりできないでしょ~)

 男としての罪悪感で胸がいっぱいになりました(苦笑