どんなときでも、自分の主張を通せれば――
それが一番ですよね。
そのためには、自分の主張をホンネ剥き出しのままに展開するのではなく――
周囲に受け入れられやすいように、適宜、修正しておく必要があります。
その修正を、能動的かつ積極的に行うことによって初めて――
周囲と巧く妥結しようという気持ちが生まれるのですね。
もし、ホンネ剥き出しのままの自己主張を展開してしまったら――
それは、必ず周囲からの圧力によって受動的かつ消極的に修正させられます。
そうなれば――
少なくとも「周囲と巧く妥結しよう」という気持ちは、なかなか生まれないものです。
むしろ、
――今度は、とことん周囲と争ってやるぞ~!
と、かえって好戦的な気持ちになってしまう――
自分の主張を通そうと思ったら――
受動的で消極的な態度ではなく、能動的で積極的な態度こそが――
結局は、争いを防ぐことにつながるのですね。