心が沈み込んで、体がダルくなって――
何ひとつ、やる気がおきなくなった――
というときに――
ふと、
――あれだけは、やってみたい。
と感じられることが――
すっと湧いてきたならば――
ぜひ、その「やってみたい」ことを始めてみるのがよいでしょう。
一度は「何ひとつ、やる気がおきなくなった」というのに――
それでも「あれだけは……」と思えることなのですから――
それは――
たぶん、どこまでも深く望んできたことであるに違いないのです――無意識の内に望んできたことではありましょうが……。
どん底の暗闇で掴みとった希望というのは――
その暗闇をすっかり照らし出すくらいに光り輝くことも――
わりと頻繁に、あると思うのです。