出来事が一度に多く起こってしまうと――
何も感じなくなります。
何も感じないから――
何かを考えようかという気も起こらずに――
ただ、目の前の出来事について、一つひとつ対処していくだけになります。
何かを感じ――
そこから、何かを考えようと思ったら――
出来事が何一つ起こらないような環境に身を置くのがよいのでしょうね。
――書斎
というのは――
本来――
たぶん、そういう場所であるはずです。
書斎では、できる限り、出来事が起こらないようにする――
例えば、TVもPCも置かない――
「ニュースが飛び込んでくる」という出来事が起こり得ますから――
当然、ケータイもスマホも置かない――
あるいは――
誰かが急に書斎に入ってくるという出来事も、できる限り、起こらないようにする――
それが、理想の書斎なのだろうと思います。