苦境というものは――
決して安易に逃げてはいけませんね。
安易に逃げようと思ったら、必ず逃げ損ねる――
例えば、“泥沼”という苦境に陥ったときに――
安易に逃げようと思ったりすると、その“泥沼”の“岸辺”から遠ざかるほうに逃げてしまったりする――
――え? なんで、そっち?
という方向へ逃げようとしてしまったり――
苦境に陥ったら――
その苦境の実態を把握し、どこに出口があるのかを冷静に判断することが必要です。
よりによって“泥沼”の沖合に向かって走り出すようなことだけは――
なんとしても避けたいものです。