マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

1つの見方に凝り固まらない

 毎日、文章を書いていて思うのは――

 自分が書きたいものと――
 周囲の人たちが自分に書いてほしいと期待しているものとのギャップというのは――
 多くのことを教えてくれると思うのです。

 一つは――
 自分のことは自分自身が一番よくわかっていないということ――

 もう一つは――
 周囲の人たちは実は自分にそんなに深い関心は払っていないということ――

 どちらのことも――
 それを強制的に痛感させられれば、辛く苦しい現実ですが――

 でも――
 それを自分自身で自発的に実感できる分には、楽で嬉しい現実です。

 なぜならば――
 そうすることで、人は、自分自身に対する信頼の可能性を高めることができ――
 かつ――
 周囲の人たちの自分に対する期待の多様性を知ることができるのですから――

 要は、

 ――1つの見方に凝り固まらない。

 ということですね。