マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

怠け心の神様には大の仲良しがいて

 ほんのわずかでも仕事で手を抜くと――
 あとで自責の念が渦巻きます。

(あそこでズルをする意味なんて、なかったな~)
 と――

 ですから――
 仕事中は絶対に手を抜かないほうが、のちのちの精神衛生には大変よろしいのですが――

 それでも――
 仕事中にだって、ふとした気の緩みはあるわけで――

 そういうときにこそ――
 怠け心の神様が囁くのですよね。

 ――ちょっとくらいラクしちゃえよ……大丈夫だよ……。

 と――

 怠け心の神様には大の仲良しがいて――

 言い訳の神様です(笑

 これがまた――
 絶妙なタイミングで囁くのですよね。

 ――今、きみがラクをすることは、きみの同僚たちのためでもあるのだ。

 とか――

 二人の神様を押しのけるのは、実に大変です。

 どちらの神様も――
 穏やかで優しそうな声をしているのですよね。