タイトルをみただけで何が書いてあるかがわかるような本を――
さて――
実際に手にとって読んでみるかべきかどうか――
そこで、いつも悩むのですよね。
何が書いてあるかがわからないような場合は――
躊躇なく手にとって読めるのですが――
わかってしまう場合は、なかなか手が伸びない――
もちろん――
何が書いてあるかがわかったつもりで、実は、よくわかっていなかった――
ということは多々あるでしょう。
よって――
自分の予想が正しいかどうかを確認する意義というのは、常にあります。
が――
自分の予想が正しいことを確認するためだけに読むというのも、ちょっとつらいですよね。
自分の予想が正しくなかった場合は、とても充実した読書体験となりえますよ。
が――
自分の予想が正しかった場合は、かなりの落胆でしょう。
たぶん苛立ちも覚えると思います。
ですから――
そういう本を読むべきかどうかで、いつも悩むのです。
タイトルをみただけで何が書いてあるかがわかるような本を出版するときには――
その予想が外れるような内容にしてもらえると、とても助かるのですがね(苦笑
出版社の方々に何とか工夫してもらえませんかね(苦笑
……
……
難しいかな。
だって、適度に外さないといけませんからね。
外しすぎたら――
読者は、たぶん怒りだすでしょう。