マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

「責任をとる」ということ

 自分の言動に責任を持つとは、どういうことか――
 よく考えます。 

 しばしば「責任をとれるのか?」といった言葉が一人歩きしますね。

(そのときの「責任をとる」って何なんだよ)
 と思うのです。

 それは、僕なりに思うに――
 ときには、目の前の課題に最後まで辛抱づよく関わりつづけるということであり――
 ときには、続発する不利益や損害を忌避せずに無視もしないということなのですが――

 もう少し簡潔な言い換えはできないものかと――
 よく思います。

 きょう思いついたのは、

 ――逃げない。

 ということですね。

 つまり、「責任をとる」とは「逃げない」ということ――

 あえて否定形を用いずに表現するならば――「今の居場所に留(とど)まりつづける」ということ、あるいは「目の前の現実を直視しつづける」ということ――

 裏を返せば――
 今の居場所や目の前の現実から逃げ出してしまえば、絶対に責任は果たせない――
 ということですね。