マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

大きくて根が深い問題というのは

 大きくて根が深い問題というのは――
 問題の全容が、なかなか明らかにならないものです。
 
 そのまさに「問題の全容が明らかになりにくい」という点こそが、問題の本質――大きくて根が深い問題の本質――であったりします。
 
 当然ながら――
 そういう問題に一生懸命に取りくんでいても、得られる利益は薄いものなのですが――
 
 それでも――
 取りくむ意義はあります。
 
 なぜならば――
 そういう「大きくて根が深い問題」が、この世の中には確かに存在するということを――
 体感できるからです。
 
 一般に、「大きくて根が深い問題」を知っているのと知らないでいるのとでは――
 その後のあらゆる問題に取りくむ姿勢が変わってきます。
 
 少し大げさにいえば――
 その後の人生の歩み方が変わってくる――
 
 できるだけ若いうちに、「大きくて根が深い問題」を知っておきたいものです。