本棚に本を並べるときに、
――テーマごとに並べるか、大きさごとに並べるか。
で――
いつも迷います。
皆さんは、迷いませんか。
本棚は、テーマごとに並んでいるほうが、あきらかに使い勝手がよくなるのです。
どこに何があるか的確に把握できるから、読みたい本をすぐに手に取ることができる――
が、テーマごとに並んでいれば――
当然、本の大きさはマチマチになりますので、収納の効率がガクンと落ちてしまう――A4版のソフトカバーとA6版の文庫本とが同じ棚に並ぶことになる――
では、大きさごとに並べてはどうかといいますと――
今度は、様々なテーマが渾然一体となりますので、使い勝手が格段に悪くなるわけです――例えば、日本の服装史の隣にハリウッド映画のガイドブックが並んだり――
……
……
収納の効率をとるか、使い勝手をとるか――
僕は、もちろん、使い勝手のほうをとりたいのですよ。
が――
それには、巨大な本棚が幾つも置けるような広大な自宅を構えないといけない――
……
……
それは、ちょっと難しいな~。
色々な意味で……。