マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

解放感や達成感を伴った疲労感こそが

 きょうは、いつも20分ほどかけて歩くところをタクシーで移動してしまい――

 そのあと――
 どうにも体調がよくありません。

 なんだか気だるいというか落ち着かないというか――
 体の芯まで静まっていないというか――

 ――健康維持に運動は必要である。

 というのは――
 たぶん本当ですね。

 が――

 ひょっとすると――
 少なくとも僕の場合は――

 運動それ自体が必要なのではなくて――
 運動で疲労感を覚えることが必要なのかもしれない、と――
 今ふと思っています。

 ――ああ、やれやれ。やっと終わった……。

 という解放感――
 あるいは、

 ――ふ~。どうにか最後までやり遂げたぞ~。

 という達成感――

 そんな感覚を伴った疲労感こそが――
 より根源的な次元で――
 健康維持には必要なのではないか、と――

 そう思うのです。

 なぜかといいますと――

 運動は――
 たとえ、ほんのわずかな運動量であっても――
 それを終えたあとでは、すこぶる体調がよいのですよ。

 ほんの20分間、街路を歩いただけで――
 ほんの10分間、ストレッチをしただけで――
 なぜだか、すこぶる体調がよい――

 あくまで“僕の場合は……”ですけどね。