華やかな女性が、花柄の服を着ていると、
(ちょっと残念だな~)
と感じます。
華やかな女性というのは――
容姿や外見が美しく整っているという以外にも――
例えば、発言や行動に華やかな雰囲気がある女性を指します。
そういう女性は――
すでに十分に華があるので――
さらに花柄の服を着てしまうと、その女性が本来もっている華と花柄の服がもっている華とがぶつかってしまうのですね。
その衝突が、うるさく感じられてしまう――
では――
花柄の服が似合うのは、どんな女性かといえば――
華やかではない女性です。
華やかではない女性とは――
容姿や外見の目立たない女性――発言や行動が人目をひかない女性――おとなしくて内気な女性です。
そういう女性は――
花柄の服がもっている華を効果的に転用することで、自分の華を演出することができます。
以上をまとめると――
華やかな女性は花柄を避け、華やかではない女性が花柄を好むとよい――
ということになります。
ところが――
一般に、人は自分に華があるかどうかを正しく自覚するのは困難です。
周囲の人たちの多くが華やかな人だと思っているのに、自分ではそうは思っていなかったり――
その逆があったりします。
なので――
華やかな女性が花柄の服と激しくぶつかってしまっているケースは、あとを絶たないのですね。
(もったいないな~)
と思います。
……
……
いったい――
どうしたらいいのでしょうね。
何も考えずに――
ただ素直に、
――あなたには華があるから、花柄の服は避けたほうがいいですよ。
と伝えればよいのでしょうかね。
何となく誤解を招きそうだな~。