僕は今年で42歳なのですが――
20代や30代の頃は――
自分の目の前の人が30歳よりも上なのか下なのかを外すことは、まずなかったのですよね。
が、最近――
よく外すようになりました。
20代の人を30代と思ったり――
30代の人を20代と思ったり――
(やっぱり、自分に近い年代の人の年齢はわかるけど、離れた年代の人の年齢はわからなくなるものなんだな)
と思って――
自分を慰めていましたら――
30代と40代との違いや40代と50代との違いも、よく外すのですよね。
とくに女性――
ホントにわからない――
……
……
けっこうショックを受けています。
人の年齢を推し量る感性は――
年齢とともに研ぎ澄まされていくものとばかり思っておりましたが――
現実は、そう甘くないようです。
……
……
たぶん――
人生経験を重ねていくうちに、様々な“例外”を見聞きしてきたことが原因でしょう。
30代にみえる50代とか――
20代にしかみえない40f代とか――
そういう“例外”に多く触れれば触れるほどに――
人の年齢を推し量る感性は鈍っていってしまう、と考えても――
そんなに、おかしくはないですよね。