マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

人の体に模様があれば

 色気を出したければ――
 絵柄や図柄のない無地の服を――
 体の線が浮き出るようにまとい――

 色気を消したければ――
 派手な絵柄や煩雑な図柄の服を――
 体の線が隠れるようにまとう――

 それが――
 男女を問わず――
 色気の演出の基本であろうと思うのですが――

 なぜ、これが基本になるのかといえば――
 それは、人の体には模様が一切ないからでしょう。

 もし、何らかの模様があれば――
 絵柄や図柄のない無地の服のほうが、色気を消せて――
 派手な絵柄や煩雑な図柄の服のほうが、色気を出せたかもしれません。

 そういえば――

 ……

 ……

 ふた昔ほど前に――

 たぶんアメリカのTVドラマのSFで――

 爬虫類から進化したと思しき宇宙人の女性――僕ら地球人の感覚では「女性」とは呼びがたい――が――
 地球人の男性宇宙飛行士を性的に籠絡しようとするときに――
 自分のゴツゴツした皮膚の一部を、地球人様のスベスベした皮膚に置き換えていた――
 というシーンをみた記憶があるのですが――

 その宇宙人の女性――僕ら地球人の感覚では「女性」とは呼びがたい――は――
 いったい、どんな気持ちで、地球人の男性宇宙飛行士を籠絡しようとしていたんでしょうかね(笑