人は、結局は感情で動きます。
よって――
感情を主張することは――
大いに結構なのですが――
感情を剥き出しに主張しても――
論理でバッサリ斬られるだけです。
感情を主張する際には――
感情を論理で武装する必要があります。
その“武装”は、生半可なものではなく――
それなりに周到なものでないといけません。
どれくらいのレベルの周到さかというと――
それが――
論理で武装された感情であると気づかれないくらいのレベルです。
主張をきく側が、
――あ、これは一見、論理的な主張だが、実際には、感情的な主張だな。
とわかってしまうようでは――
“武装”の意味がないのです。