人が、
――カッコいい。
とは、どういうことか――
ときどき真剣に考えます。
現時点での僕の考えは、
――その人だけが持っている能力や性質が限界にまで発揮されている様子
です。
鍵となる言葉は、
――その人だけが
と、
――限界にまで
との2つです。
あくまで2つです。
いくら限界にまで能力や性質が発揮されていても――
その人以外に同じような能力や性質を備えた人があれば――
なかなか「カッコいい」には至りません。
よって――
もし、あなたが、本気で“カッコいい”を目指すのなら――
ただ、がむしゃらに頑張ろうとする前に――
ちょっと立ち止まって――
こう自分に問いかけることです。
――自分に固有の能力や性質とは何か。
ここが厳しく問い詰めきれていない限りは――
永遠に“カッコいい”に至ることはないでしょう。
……
……
ひところ、識者を中心に、
――自分探しの愚かさ
が声高に喧伝されていましたが――
本気で“カッコいい”を手にしようと思うのなら、
――自分探し
は必須であろうと思います。