マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

男性がはくスカートのようなもの

 ――女性にとってのセーラー服や白拍子のような存在が、男性にはない。

 ということを――
 きのうの『道草日記』で述べました。

 述べた後で、
(待てよ?)
 と――
 ちょっと思ったことがあります。

スコットランドの民族衣装はスカートではなかったか)
 ということに思いが至ったのです。

 ――キルト

 と呼ばれている衣装ですね。

 男性がスカートのようなものをはいていたりします。

 ……

 ……

 5歳の頃――

 僕はヨーロッパのスイスに住んでいて――

 父がいうには――
 何かのお祭りのさいに、父の当時の職場の上司にあたる男性が、キルトに似たような民族衣装を身に着けていて、

 ――そのスカートのようなものが地元の民族衣装の一つとはわかっていたが、何となくおかしかった。

 と、こぼしていたのを覚えています。

 スコットランドに限らず――
 ヨーロッパでは、男性は時々はスカートのようなものをはくらしいのですね。

 ……

 ……

 これが、女性にとってのセーラー服や白拍子のような存在に匹敵するかといわれると――
 ちょっと首をかしげたくなりますが――

 それは――
 僕が男だからかもしれません。

 女性がみたら――
 また少し違うのかもしれませんね。