詞には――
日常の憂さを晴らす壮大さが込められています。
その詞を読むと――
壮大な情景を心に思い浮かべることができる――
ということです。
もちろん――
そういう詞だけではなくて――
例えば、日常の憂さに埋没し、その中で、一服の清涼剤を提供するような――
そういう詞にも良さはありますが――
でも――
……
……
わずかな字数で――
壮大な情景を心に思い浮かべさせることができるというのは――
驚きの特質です。
そういう詞のほうが――
より、
――詞らしい。
と思います。