マル太の『道草日記』

ほぼ毎日更新――

カリスマとは

 人々の心を強く惹きつける魅力のことを、

 ――カリスマ

 といいますね。

 あるいは――
 そうした魅力をもっている人のことを、

 ――カリスマ

 と呼ぶこともあります。

 語源は古代ギリシャ語だそうです。

 この「カリスマ」――

 しばしば抽象的な意味で用いられますが――
 その具体的な意味は、なかなかに捉えづらいと思います。

 強いて噛み砕くならば、

 ――「この人のために何かしてみよう」と思わせる魅力

 あるいは、

 ――「あの人を何とかしてあげたい!」と思わせる魅力

 でしょうか。

 ……

 ……

 思いっきり端折っていってしまうと――
 カリスマというのは、

 ――照れない力

 ではないか、と――
 思っています。

 あるいは、

 ――照れない人

 ではないか、と――

 例えば――
 人々の心の奥底にまで染みわたる温かい言葉を――
 照れることなく、恥ずかしがることなく――
 堂々と、誠心誠意、きちんと伝えることができる――

 そんな人こそが、

 ――カリスマ

 であり――
 そんなことをごく当たり前にやってのける能力こそが、

 ――カリスマ

 ではないか、と――

 ……

 ……

 カリスマをみかける度に――
 そう思います。

 もちろん――
 なかなか、みかけることはありませんが――